持っている資格を効果的にアピールするコツ

資格

有効に使っていくために

転職を考えると、何か資格があったほうがいいかと思うようになります。

実際に選考基準ということで考えた場合、資格は能力の最低限の担保となる部分です。資格を有しているということは、その資格の内容を勉強し、合格ラインまでの知識を有していると判断することができるでしょう。その反面で、そのレベルまでの能力の担保であり、そこから経験などの付加価値を付けることで生きるということも忘れてはいけません。

つまり、資格は持っているだけでは意味がないということになります。どうやってアピールするのか、その能力を付加価値とし、資格ということを活かしていかなければ、意味がないということになるのです。

資格をどう使えるのかを理解することが重要な会計分野

転職で生かすことができる資格は、対象企業によって異なります。

たとえば、工事会社の現場管理に販売士の資格は意味がありません。会計分野であれば、普遍的な資格として簿記やFP、販売士があるでしょう。簿記にもいろいろとありますが、会計で特化するのであれば、日商簿記や全経簿記の2級は必要です。なぜ2級なのかといえば、商業簿記と工業簿記に分かれるからといわれますが、まったく異なります。

利害関係者に情報を提供することを目的としている財務会計と経営管理に対して有効な情報を分析する基礎となる管理会計に分かれるからこそ、2級が必要になるということなのです。この違いが理解できていないと、有効に使うことができません。

FP2級ということも言われますが、会計分野ではあまり役に立たないでしょう。資産情報分析やライフプランといった分野に特化しているのであれば有効ですが、どちらかといえば外向きであり、営業に有効な能力になるからです。この点で、販売士も同じような傾向だといえます。

資格を軽視する風潮の強いIT系

IT分野の場合、資格は有効視されません。

それ以上に能力を重要視する傾向が強いからです。あくまでも、能力としての最低担保としてしかとらえていない業種であると考えておく必要があります。

逆に事務会計ということであれば、ITの資格は有効です。営業職でも持っていることがプラスになることもあります。

資格としてIT分野の場合には、最低限基本情報技術者は取れる能力が必要です。その点で、担保としておくことはできるでしょう。ただし、最低のレベルとしてしか評価はされません。

実際の業務としてアピールできるといわれているのがマイクロソフト・オフィス・スペシャリストです。アピールしたいのであれば、4分野以上取得して、マスターぐらいはとらなければいけません。それでも、その程度は当たり前といわれることがほとんどで、実務経験を付加しなければ意味がないでしょう。

運送・物流系の資格は持っていなくても可

大型トラックやタクシードライバーのように、大型車やお客さんを乗せる車に関しては、普通免許で運転することができません。

車を運転を生業とする業界で働く際は、二種免許や大型免許といった資格が必須となります。ただし、昨今は運送業界やタクシー業界の人手不足が著しく、人材確保に奔走している企業が多く見受けられます。

そのため、運送業界やタクシー業界では、企業の福利厚生制度によって資格取得をサポートしてくれるケースが多く、これらの企業においては資格を持っていなくても採用に繋がりやすくなっています。

他業界の企業であれば、転職に備えて資格取得を目指すのが一般的ですが、この業界に関しては、転職後に資格を取得してキャリアアップを目指すことも十分に可能なのです。しかし、未経験と経験者で比較すれば、よほど素行の悪い人でもない限り、資格を持っている経験者が優遇されるということは留意しておきましょう。

また、タクシーの運転が可能となる普通第二種免許資格は、一般的な運転免許と比べて取得条件や試験内容が異なるため、詳しくは以下のリンクを参考にしてください。

タクシー運転手になる資格を徹底紹介!|ドライバーズワーク

語学系に資格は有効

語学系の場合、資格は非常に有効です。

とはいえ、スコア制のTOEICのように、一定以上が求められることも視野に入れなければいけません。英検こと、実用英語技能検定は、最低限2級が必要です。それ以下は、評価対象になりませんので書くことも控えたほうがいいでしょう。

逆に高いスキルを求める場合、TOEICとセットで国連英検やTOFELがあるとポイントが上がります。こうした仕事をするために、資格やポイントを上げたということがアピールできると有効に生かすことができるようになるでしょう。

資格の有無と実務ができるかどうかは別の問題ですから、資格を活かしてどこまで自分の能力があるのかをアピールすることが重要です。

うまくつなげることができるのであれば、それこそ書道でもそろばんでもつかるでしょう。きっかけの一つとして活用し、相手がどこまで関心を持つのか探ることも重要なポイントになるのです。