良い証明写真を撮るためのコツと注意点

写真

印象は大切

書類選考ということを考えた場合、履歴書に使う写真は非常に重要なポイントになってきます。
軽視する人もいますが、文字が並ぶ履歴書の中で、唯一写真という異質な部分になるのですから、必ず目が行くことでしょう。
その写真から受ける印象は、文字の情報よりも優位に立ってしまうことさえあるのです。
そうした心理まで考え、証明写真は考えていかなければいけません。

証明写真に使えるものには、いくつもの種類があるでしょう。
インスタントの証明写真もありますし、写真館などで専門家に取ってもらう方法も一つです。
最近では、プリクラなどでもとることができたりしますし、パソコンで取り込んでおき、写真紙を使う方法もあります。
どの方法を選択するのかということも重要であったりするのです。

紙質は見た瞬間にわかる

証明写真ということでは、本人かどうか確認することになるでしょう。
面接のときに、本人の顔とかけ離れていたら、まず疑問に思います。
そんな大事な写真が、古いものであったら、その人を信用しない可能性が出てきます。

当然のことですが、紙質も見た瞬間にわかるものです。
もしも、プリクラのようなものであれば、この人は真剣ではないと判断されても致し方ありません。
最近では、パソコンでも高品質の印刷ができますので、どうせ作るのであれば、本格的にこだわりしっかりした紙質を選ぶ必要があるでしょう。
そこまで来ると、簡単には判別することができなくなるからです。

表情一つで変わる印象

問題は表情にもあります。
紙質やいつ取ったかはあまり気にしなくても、見た瞬間の印象は重要です。
写真写りで合否を決めたりすることはまずありませんが、印象は自然と刷り込まれてしまいます。
暗い人だと思えば、やはりそこから抜け出せなくなるように、表情を考えておくことが重要といえるでしょう。

だからといって、あまり笑っているような写真はいただけません。
軽く前歯が見える程度の笑顔に押さえておくぐらいが限界です。
ほんの少し口角を上げる程度ととらえておけば、大げさな表情にはならないでしょう。

明るく見せるために、左右対称になるように位置を調整してみるのもポイントです。
表情として、偏っているとひきつっているように見えてしまいます。
ほんの少しのことですが、これだけで印象は変わるものなのです。

自分では、なかなかできることではありません。
だからこそ、大事な写真は、写真の専門家に取ってもらうことが重要といえるのです。